一般社団法人九州経済連合会

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会長コメント

新年のごあいさつ
2013年1月1日

新年のごあいさつ

社団法人 九州経済連合会 会長 松尾 新吾

 皆様、明けましておめでとうございます。本会活動に対し、日頃から格別のご協力とご支援を賜っており、厚く御礼申し上げます。

 昨年は六重苦(円高、高い法人税、貿易自由化の遅れ、電力供給不足等)や中国、韓国との領土を巡る関係悪化等、国内外ともに大変厳しい年でありました。また、3年3カ月振りの政権交代となりました。新政権には・デフレからの脱却や円高の是正・原子力発電所の早期再稼働及び長期的・総合的なエネルギー政策の策定・景気対策や東日本大震災への迅速・的確な対応・成長戦略の推進・規制緩和と道州制の導入 を特に強く望みたいと考えております。

 さて、本会は、昨年4月には、電気ビル共創館に移転し、5月には創立50周年記念式典を開催しました。
 昨年の事業活動の中で特筆すべき1つは、アジアの成長を取り込む活動をより一層展開したことでした。
 7月には中小企業の輸出や海外進出を入口から出口まで支援・協力するIBC(国際ビジネス推進室)を九経連内部に設置し、これまで71件(12月18日現在)の相談・問合せに対応し、成果を上げつつあります。
 海外との交流拡大を目的に、2009年2月にはベトナムと、2011年11月には香港とMOU(覚書)を締結しましたが、昨年は6月に台湾、11月にインドネシア及びタイと締結し、締結国が一気に増大しました。
 農産物の輸出については、昨年3月に設置した「九州農業成長産業化連携協議会」の「輸出部会」会員が、8月、香港の「フード・エキスポ2012」に参加し、九州からの輸出に関する双方の対応窓口等協力事項を確認しました。
 また、グローバル産業人材の育成・活用については、「九州グローバル産業人材協議会(2011年11月設置)」において、29企業と留学生38人、日本人学生25人によるインターンシップを実施しました。 
 農商工の連携については、11月に熊本で「6次産業化・農商工連携ビジネスマッチング交流会」を九経連として初めて実施し、36の商談が実現しました。
社会資本の整備については、東九州自動車道が昨年12月、須美江~延岡間、都農~高鍋間が開通し、進捗率が約52%に向上、九州新幹線西九州ルートも6月に建設認可、8月に起工となりました。
 資源エネルギー・環境委員会では、エネルギー政策に関する会員アンケートを11月に実施し、経産省、環境省等の関係機関に「今後のエネルギー政策に関する要望書」を12月に提出しました。
 情報通信委員会では、九州における大規模な災害時のICT活用について、10月にWGを設置し、検討を開始しました。
 地域委員会においては、農業、観光及び産学連携、社会資本等について、地域活性化のための活発な議論が展開されました。10月には「筑後地区懇談会」を初めて開催しました。

 本年は、2月にミャンマーに経済調査団を派遣するとともに、インドやアセアン諸国についてもMOUの締結の可能性を探ることとしております。
 農産物の輸出については、海外、特に香港における商談会やバイヤー招聘による販路拡大、林業及び水産業の振興に関する提言、アクションプランの策定に努めることとしています。
 医療・介護関連産業については、「医療問題に関する懇談会」を設置し、国際医療交流等に関わる医療問題を検討したいと思います。
 観光委員会では、2014年からの「次期九州観光戦略」及び「九州観光推進機構」のあり方を九州地域戦略会議に提案するとともに、具体的なアクションプランの策定と機構の整備を図ることとしています。
 国際リニアコライダー(世界に1カ所の国際プロジェクト)については、「先端基礎科学次世代加速器研究会」を「同推進協議会」へ強化することを検討します。
 「九州地域戦略会議」では、「アジアと一体となって発展する九州」の実現に向け、「九州における再生可能エネルギーの産業化」を1~2年かけて検討する予定です。
 「九州成長戦略アクションプラン推進協議会」では、本年3月に、この3年間の活動成果を総括し、今後の重点的アクションプランについて議論することとしております。

 本年は4月に一般社団法人へ移行するなど本会をめぐる状況は変化しており、「実践第一」「連携」「九州一体」の観点から、あらゆる分野の課題を発掘し、解決していく「課題発掘型+課題解決型」の活動をより積極的に展開していかなければならないと考えております。
 本年も何卒、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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