一般社団法人九州経済連合会

文字サイズ
標準
拡大
LANGUAGE
日本語
英語
中国語
韓国語
トップページの中の 九州航空宇宙開発推進協議会の中の宇宙利用PJ

推進プロジェクト ― 宇宙利用PJ ―

趣旨

宇宙関連部品産業の集積および宇宙利用産業の創出を目指すため、産学官連携による魅力ある宇宙関連プロジェクトの創出を図ることで、大学から民間企業への技術移転促進、並びにプロジェクトの商用化を目指す。

グループ活動内容

小型衛星グループ:リーダー 九州大学 花田 俊也教授

 

2014年度は,九州大学等のQSAT-EOSの打上げが予定されている.なお,鹿児島大学のKSAT-2は「GPM」の相乗りにて2月28日午前3時37分に打ち上げられた.九州工業大学と鹿児島大学の共同開発のしんえん2は2014年度秋期の「はやぶさ2」の相乗りの搭載候補に選ばれた.九州工業大学の鳳龍参号は2014年度のISSからの放出に応募しており現在開発中である.また,九州大学のIDEA-1は,2014年度末に研究開発完了を目指し,研究開発中である.キヤノン電子株式会社のCE-SAT1は地上分解能1mの地球観測を行う予定であり,ドニエプルロケットのクラスターロンチでの打ち上げを目指し,研究開発中である.

 

(1)QSAT-EOS

・開発機関:九州大学,佐賀大学,鹿児島大学,九州工業大学,(有)QPS研究所

・打上げ予定:2014年(調整中),ロシア・ヤスネ基地

・ミッション:主に自然災害のモニターを主体とする地球観測,副に微小デブリ観測,地球磁場観測,水蒸気観測

 

(2)KSAT-2

・開発機関:鹿児島大学

・打上げ予定:2014年2月28日「GPM」相乗りでの打ち上げられた

・ミッション:大気水蒸気の観測,宇宙からの動画撮影と配信,低高度軌道での衛星測位システム基礎実験等

(3)鳳龍四号(参号は一時ペンディング)

・開発機関:九州工業大学

・打上げ:2014年夏のISSからの放出に応募

・ミッション:衛星バス技術の軌道上動作実証,世界初の高電圧300V発電,地域貢献・衛星利用のための人材育成プログラム等,鳳龍弐号をベースにより発展を加えた

(4)しんえん2

・開発機関:九州工業大学,鹿児島大学

・打上げ:2014年度秋期「はやぶさ2」に相乗り

・ミッション:熱可塑性のある強化プラスチックを使った衛星の開発,超遠距離通信等

 

(5)IDEA-1

・開発機関:九州大学,NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム

・打上げ予定:未定,2014年度末研究開発完了の予定

・ミッション:微小デブリ環境の準リアルタイム計測技術の確立

 

(6)CE-SAT1

・開発機関:キヤノン電子株式会社

・打上げ予定:未定,ドニエプルロケットのクラスターロンチを候補の1つに

・ミッション:研究・技術実証を主目的に1m地上分解能での地球観測等

 

[付記]

○2014年3月15日(土)九州大学伊都地区にて「九州小型衛星の会(QSSF)_25年度研究会」開催予定。

○2014年3月22日(土)鹿児島大学にて開催予定の「集まれ!九州の小型人工衛星」(九航協協賛)に、パネラーとして参加予定。

○北部九州に所在する中小企業がNPO法人を設立し,北部九州に産業化できる宇宙技術の創出を目指す共同研究を九州大学と開始した。

  以上

宇宙環境グループ:リーダー 九州工業大学 趙 孟佑教授

九州工業大学 趙 孟佑

  • 地域企業との産学連携研究
    • 衛星帯電防止用電子エミッタ
      • ほどよし3、4号に搭載。フライトモデルの製作
    • 帯電防止コーティング
      • 鳳龍2号で実証。引き続き研究を実施
    • 国際宇宙ステーション実験用電子制御回路(PASCAL)
      • 実験終了。2014年に地球帰還
    • 衛星表面電位計
      • HTV-4号機で実験。成功

 

  • 情報提供
    • 文部科学省展示フロアにて鳳龍弐号の展示:2013年3月15日~11月26日
    • 29thInternational Symposium on Space Technology and Science 名古屋大会

:2013年6月2~9日

  • 宇宙開発フォーラム: 2013年9月14~15日
  • 第35回真空展(VACUUM2013):2013年11月6~8日
  • 東京国際航空宇宙産業展2013(Aerospace Industry Exhibition Tokyo 2013

:2013年10月2~4日

  • 佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが 秋冬企画展「人工衛星のふるさと九州」

:2013年11月23日~2014年2月2日

  • 第14回宇宙環境技術交流会(2014年3月24日)

 

  • 外部資金
    • 科研費:鳳龍4号
    • 最先端研究開発支援
    • アジア基準認証推進補助事業:超小型衛星試験規格
    • ISO帯電環境
    • 各種衛星帯電試験
    • 超小型衛星試験

 

  • 超小型衛星試験センター
    • 45件の学外(他大学・企業)試験を実施
    • 2012年5月以降打上げ及び打上げ予定の国内開発の超小型衛星32基の内、21基の試験に関与。

 

<2014年度の目標>

・ 鳳龍弐号の運用

  • 衛星の復活を目指す

・ 鳳龍四号の開発

・ 表面電位計の開発

・ 電子エミッタの改良

・ 超小型衛星試験センター

  • 国内開発衛星+国外開発衛星の試験
  • アジア基準認証補助推進事業
  • 出口戦略の策定

・ 出展予定

  • 北九州市児童文化科学館
  • 宇宙開発フォーラム
  • 第36回真空展

・ 地域企業との産学連携研究の継続と新規案件

  • 通信機、電源制御器、太陽電池パネルetc

・ 宇宙環境技術交流会の開催

  • 軌道上実績データと試験の比較

・ 外部資金の獲得

・ 標準化ワークショップ(2014年11月)

  • 超小型衛星試験チュートリアル(15,16)
  • 標準化ワークショップ(17,18)
  • 第2回UNISEC-Global世界大会(18,19,20)

超小型衛星試験センター(CENT)、・・・

宇宙利用グループ:リーダー 佐賀大学 新井 康平教授

1.平成 25 年度事業報告

   平成 25年度、九州航空宇宙開発推進協議会・宇宙利用プロジェクト創出研究会・宇宙利用グループは(1)QSAT/EOS プロジェクトのミッション解析、(2)利用システムの開発、(3)ユーザ掘り起こしおよびアウトリーチ(4)宇宙利用プロジェクト創出のための関係各機関との意見交換を行った。

 (1) QSAT/EOS の利活用策の検討

    1) QSAT/EOS の利活用策として、災害監視にかかる分野について検討し、結果を取りまとめる。

      2) QSAT/EOS の利用技術開発およびその普及

       QSAT/EOS データを九州大学のデータ受信および処理地上局からネットワークを介して佐賀大学に伝送することを考慮し、各地方自治体から寄せられた観測要望の高いハザード地域のデータ蓄積方法、当該データの GIS 表示方法、幾何補正および変化抽出(災害検出)方法、変化抽出結果のサーバーへのアップロードおよび当該地方自治体への伝送方法等の検討およびデータ伝送実験を行った。

   (2)ユーザ掘り起こしおよびアウトリーチ

QSAT/EOS の利用実証実験のテストベッドとしての九州地域におけるユーザ掘り起こしのため、宮崎県、鹿児島県において地方自治体の防災担当者等の参加による「衛星利用説明会」を開催し、QSAT/EOSデータの利用方法の具体化を図った。

また、アウトリーチとして、これに関連する日本リモートセンシング学会九州支部主催の「リモートセンシング実利用シンポジウム」を開催した。42名が参加し、日本リモートセンシング学会における実利用推進の取組みと今後の展望や産学官連携によるリモートセンシング実利用事例が発表された。

 (3) 災害監視等利活用策報告会の開催

      日本リモートセンシング学会九州支部との共催による「平成25年度研究発表会」を実施した。

また、「QSAT/EOS講演会」を実施し、打上げが待たれるQSAT/EOS の現状、搭載光学カメラ、データ処理・解析・利用計画について話を聴いた。38名の参加者を得て研究発表会・講演会は成功裡に終了することができた。報告書を印刷し、九州航空宇宙開発推進協議会メンバーにお送りするとともにQSAT/EOS 利用プログラムへの参加を促した。

 

2.平成 26 年度活動計画                       経費:40万円

    QSAT/EOS の打ち上げを控え、以下の3事業について重点的に活動する。

(1)QSAT/EOS プロジェクトのミッション解析の継続      

 軌道解析を重点に実施する。与えられた軌道パラメータから観測運用解析を行う。

(2)利用システムの開発                   

 九州大学地上局と佐賀大学との間の衛星データの伝送システムの構築、並びに、幾何補正と変化抽出の実証を行う。また、ユーザサーバーの構築を行い、地方自治体等ユーザのデータ伝送システムを開発する。

(3)ユーザ掘り起こしおよびアウトリーチ

    QSAT/EOS の利用実証実験のテストベッドとしての九州地域におけるユーザ掘り起こしおよびアウトリーチとして、日本リモートセンシング学会九州支部との共催による研究発表会を実施する。また、平成25年度実施した宮崎県、鹿児島県以外の各地方自治体の防災担当者等を訪問し、QSAT/EOSデータの利用方法の具体化を図る。

 

[参考]

日本リモートセンシング学会九州支部主催:実利用シンポジウム

日時:平成 26 年 1 月 31 日(金) 13:30-17:00

場所:佐賀大学理工学部 6 号館 1階106教室

参加者: 42名

 

日本リモートセンシング学会九州支部・九州航空宇宙開発推進協議会(宇宙利用プロジェクト創出研究会・宇宙利用グループ)主催:平成25年度研究発表会・QSAT/EOS講演会

日時:平成 26 年 2 月 1 日(土) 9:30-17:00

場所:佐賀大学理工学部 7 号館  1階AV 講義室

参加者: 38名

 

衛星利用説明会in宮崎

日時:平成25年8月9日(金) 14:00-16:40

場所:宮崎県庁8号館4階第1会議室

参加者:10名

 

衛星利用説明会in鹿児島

日時:平成25年10月30日(水)14:00-16:50

場所:鹿児島県庁7階 7-企-1会議室

参加者:13名

戻る