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【3月30日開催】2021年度林業部会 第2回モクビル研究会

 

■開催日時 2022年3月30日(水)13:30~17:20

■開催場所 福岡市・九経連会議室(Web併催) 75名

■内容

 〇基調講演 NPO法人team Timberize(チームティンバライズ)

  講師:腰原 幹雄 理事(東京大学 生産技術研究所木質構造デザイン学 教授)

  演題:「中層木造の展開」について

  講師:安井 昇 理事長(桜設計集団一級建築士事務所 代表)

  演題:「3階建て・4階建て事務所の防耐火設計」について

 〇事例発表

  発表者:(一社)宮崎県建築士事務所協会 常任理事 岡﨑 誠二 氏(岡﨑設計 代表)

  演題:「宮崎の木造建物の事例紹介」

 〇課題発表

  テーマ:「伸びゆく木造ビルへの取り組みについて」

   ・福岡チーム:松島 逸人 氏(PRAISE一級建築士事務所㈱ 代表取締役)     

   ・佐賀チーム:久野 悦子 氏(松尾建設㈱工事原価本部 建築設計部 建築設計課 課長)

   ・長崎チーム:三好 定和 氏(長崎県建築士事務所協会 会長)(㈱三省建築研究所 会長)

   ・熊本チーム:真道 吉広 氏(㈱ジメント 取締役設計部長)

   ・大分チーム:三浦 逸朗 氏(ミウラクワノパートナーシップ㈲ 代表取締役)

 〇パネルディスカッション(質疑応答)

  テーマ:「伸びゆく木造ビルの課題と対策」

  パネラー:各県 木造ビル構造標準モデル作成チーム代表等

  アドバイザー:腰原氏・安井氏

  コーディネーター:倉掛リーダー

  内容:各県独自の課題等を共有し解決に向けた討議

 

 本研究会は、国産材消費につながる木造ビルの早期実現に向け、今後「ターゲット領域の明確化」「各県毎の標準モデルの共通化」「SCM全体の最適化」等諸課題を洗い出し、共有化を目的とするものである。各県リーダーによる事例発表、木造建築の知見を有する腰原教授(東京大学)と安井一級建築士(桜設計集団)の講演に続き、「伸びゆく木造ビルの課題と対策」と題したパネルディスカッションで示された両氏のアドバイスにより、改めて取り組むべき課題が浮き彫りとなった。今後は、SCMにおけるポートフォリオ配置を作成するなど、研究会へメンバー自ら積極的に参加することが重要となる。

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