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第1回長崎地域委員会

(1)森委員長挨拶 長崎地域の昨今の動向として、今年度6月30日に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に正式登録された。ここに至るまでの関係者のご尽力に敬意を表すとともに長崎県民として、大変誇りある出来事であった。今後はこの遺産を大切に育てていく。  

今、長崎では様々なことが進行中である。2022年の長崎新幹線開業に向けて長崎駅周辺の開発。ホテルの建設、県北のIR誘致など「新長崎」の地域づくりが進んでいる。これらの事業が地域振興の礎になることを望む。

 □九経連は今年度観光・農林水産業の振興をはじめ、アジアとの経済交流拡大、社会基盤の整備促進、高度ICT人材の育成等、稼ぐ力の向上も目指している。 

□各地域の発展が九州全域の発展に繋がるように九州一体となった取り組みを推進していく。今後も地域委員会の意見を九経連活動に反映する取り組みを継続する。

 (2)麻生会長挨拶□この20年間日本のGDPは横ばい、世界は3倍になっているにもかかわらず危機感が感じられない。九州から日本を動かしたい。九州には他にはない様々なアドバンテージがある。アジアに近い恵みを十分に九州に反映させるように、我々現役がやらねばならないという強い思いがある。 □長崎では観光が主産業であるが、九経連として、一次産品の海外輸出、伸びるアジアへの売る力の強化を行い、次世代が九州回帰の仕込み、仕組みづくりを行っていく。 人生90年の時代、Tax eaterではなく、Tax payerとならなければいけない。そのためのリカレント教育が必要。  九州はいろいろな恵みを持っている。それを伸ばし魅力ある地域をつくっていくことを九州全体でやりたいという思いと責任を感じている。  インバウンドは4年連続30%のアップで今後この消費を生かしていくかが重要。観光を基幹産業という認識を持ち、もっと力を入れていきたい。 

(3)九経連からの報告 矢野総務広報部長より、地域委員会で頂いたご意見の九経連活動への反映について7項目に分けて説明があった。(詳細内容は省略) 

(4)意見交換 「産学連携の強化」「長崎新幹線整備に伴う長崎、佐賀の温度差」「移住者と社会基盤整備のあり方、サポートセンターの活用について」「製造業・建設業の海外への販路拡大」「IRの地元企業コンソーシアムでの囲い込みの推進」「少子高齢化と女性活躍、教育の充実」「企業在籍時のリカレント教育の仕掛け」「オール九州のグランドデザインと長崎への期待」等たくさんの意見、質問が寄せられた。本部、委員の考えを出しあうことで、今後の長崎地域委員会活動に資する有意義な意見交換であった。

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