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九経連が新たに「九州ジェンダーギャップ指数」を策定 ~2021年九州の総合スコアは0.648で9位、沖縄は0.671で1位~ 地域単位でのジェンダーギャップ算出は画期的

 

一般社団法人九州経済連合会(所在地:福岡県福岡市、会長:倉富 純男)は、九州におけるジェンダーギャップの現状を「見える化」すべく、「九州ジェンダーギャップ指数(Kyushu Gender Gap Index:KGGI)」を策定致しました。 当該指数作成にあたっては、ダイバーシティ「幸せコミュニティ」推進委員会企画部会のワーキンググループにて協議を行い、世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)が算出している各国の男女格差を測るグローバルジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)をベースに、日本国内で取得可能な項目に置き換えて策定しています。

2021年3月のGGIにおいて、日本の総合スコアは0.656、順位は156か国中120位という先進国の中で最低レベルの結果でした。この現状を受け止めつつも、ジェンダーギャップをより身近な問題として理解するため、単位を九州に落とし込んでジェンダーの現状を示したのがこのKGGIです。感覚的ではなく具体的な数値で、ジェンダーにおける九州の日本国内での現在地を示すことにより、他地域と比べた強み・弱みを明確にして今後の課題解決に繋げます。

また本会は企業個社別のジェンダーギャップを測る指標「九州企業ジェンダーギャップ指数」の策定も同時に進めており、このKGGIは、今後発表する「九州企業ジェンダーギャップ指数」のベンチマークの役割を果たします。

指数の詳細及び2021年の結果は添付資料をご参照下さい。

 

なお、2022年1月7日(金)にプレスリリースを行った内容について、一部のデータ及び記述に誤りがありました。お詫びするとともに、2022年3月4日(金)に訂正分を改めてプレスリリースしております。

 

【指数概要】

名称: 九州ジェンダーギャップ指数

対象地域: 日本国内11地域 ※地域区分は厚生労働省「労働力調査」に元づく

対象期間: 主に2020年度データ ※一部該当する統計の最新年を使用

データ算出: 公益財団法人九州経済調査協会への委託による

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】
(一社)九州経済連合会 地域政策部 時里(ときさと) 電話:092-791-4268

【スコア算出方法に関するお問い合わせ先】
(公財)九州経済調査協会 清水 電話:092-721-4905

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