トピックスTOPICS

第6回アクティブシニア介護就労促進WG

第6回アクティブシニア介護就労促進WGでは、ハローワーク福岡中央の杉光昭彦氏、市野澤武氏を講師として、「生涯現役支援窓口と高齢者雇用の現状につて」「介護人材確保に係る取組」をテーマに勉強会を開催した.

 

本勉強会は、ハローワーク独自に収集した統計値と講師の求人窓口での経験をもとに「介護職員の求人数や就職状況」「シニア世代の就業意識」および、採用する企業側の「シニア世代の仕事に対する評価」について説明が行われた。「介護人材確保に係る取組」については、その離職率の高さから、介護人材が職場で定着する方策につい提案があった。以下その概要について紹介する。 ・施設介護員の求人数は、福岡地区において52.3%増加(2014年~2018年)しているが、就職者数は23%減少しており、需給ギャップの拡大を現わしている。 ・求職者数は、福岡地区において全世代で16.1%減少(2014年~2018年)しているもののシニア世代(65歳以上)については36.7%増加していることから、シニア世代の就業意欲の高さがうかがえる。 ・企業のシニア世代(65歳以上)に対する評価としては、「勤務態度や仕事ぶりが真面目である」44.9%と最も高い。一方で「能力に個人差がある」24.7%であった。 ・介護人材の職場への定着については、女性が7割を占めていることに鑑み、女性が働き続けることができる職場環境の整備(ライフステージによって、正社員とパートを柔軟に切り替える制度の導入等)が提唱された。

入会案内はこちら