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2020年度 国際委員会

冒頭、喜多村円委員長(TOTO㈱会長)より挨拶があり、続いて国際委員会の2020年度事業実績と2021年度事業計画(案)について事務局より説明を行った。  

2020年度については、新型コロナウイルスの影響により環黄海経済・技術交流会議、シンガポールへの経済交流ミッション派遣などの重点事業が延期を余儀なくされた中、オンラインによる開催などさまざまな方策を用いて東アジア・アセアンとの交流を継続してきたことを説明。中でもベトナム・ハノイの九州プロモーションセンターがコロナ禍にあってプレオープンを迎えたこと、新たに"九経連スマイルプロジェクト"の一貫としてアジア各国からの留学生を支援する「スマイルフェア」を台湾・ベトナムを対象に開催したことなどを報告した。  

また2021年度はコロナからの復興を見据え、域内中小企業の海外展開をより積極的に支援するための施策として、新たな形での環黄海経済・技術交流会議の開催、シンガポールおよびベトナムへの経済交流ミッション派遣、中国への九州産品の輸出拡大などを柱に据えた事業計画(案)を説明。審議の結果了承を得た。  

続く特別講演会では、元外務事務次官(三菱商事㈱取締役)の齋木昭隆氏より「コロナ禍の世界と日本の進路を考える」と題し、2021年の世界を取り巻くリスクとその中で日本が果たすべき役割などについて、米国と中国との対立の構図、朝鮮半島情勢の分析を交えてご講演いただいた。

 

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