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中国山東省・日本九州食品農水産物オンライン商談会【農林水産委員会と共同】

12月7日に中国山東省との食品農水産物のオンライン商談会を行った。

オープニングセレモニーでは、九経連麻生会長、山東省商務庁呂副庁長、駐福岡中国総領事館律総領事による挨拶が行われた。 呂副庁長からは、越境ECを活用した貿易拡大や、産業チェーン・サプライチェーンのマッチング強化の意向と共に、 九州企業に山東省輸入博覧会(2021年予定)に参加してほしい、といった要望があった。 麻生会長からは、今回の商談をきっかけに新たな販路拡大につなげる等、互いに具体的な成果として日中間の交流を深めていきたい、 と応じた。

 

本商談会には、山東省側バイヤー29社、九州側サプライヤー5社が参加。 九州側の5社は九経連が事務局を務める「九州の食輸出協議会」の会員商社である。 山東省側からは食品卸業者、スーパー等の食品小売業者、レストラン棟の飲食店運営業者、 ECサイトの運営業者等、様々な業種のバイヤーが参加した。 日本産食品への関心は高く、ラーメン・日本酒・水産加工物等に注目が集まった。

 

今後も山東省との関係強化、中国市場への九州食品農水産物輸出取り組みを継続し、 九州の生産者や食品産業を支援していく。 また、今回の商談結果については、九州側5社の継続状況をフォローして行きたい。

九経連では引き続き、農林水産業に強みを持つ九州経済の基盤強化のため、 中国はじめアジア市場に近接する戦略的優位性を活かし、関係委員会連携のうえ、 「九州から日本を動かす」べく、活動に取り組んでいく。

 

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