福岡市の九経連、韓国・ソウル市、そして東京とをオンラインで結んで、九州・韓国経済協力会議を開催した。 　昨年のソウル市での会議に続き民間主体での開催となった今年の会議、テーマは「日韓共通の課題～グローバル人材活用～」。 　九州側からは九経連の麻生会長、韓国側からは(社)韓日経済協会の徐錫崇 常勤副会長からの冒頭挨拶の後、両者の間で活発な意見交換を行った。九州側からは「面談会時点での丁寧な説明を通じた内定辞退未然防止」、韓国側からは「ウィズコロナ下で停滞した人材マッチング事業の再活性化方策」、また、在韓日本企業のCSR活動成果報告が行われたほか、建設や自動車整備など新たな分野での可能性について調査を行うことについても確認した。