国際委員会では、主に本会役員企業の国際部門トップの方々をメンバーとする企画部会を開催。2019年度の国際委員会の上期事業実績と下期事業計画について事務局より説明した。 　上期実績として、まず4月に東京の中国大使館と関係省庁を訪問し、中国本土への「食」の輸出拡大に向けた要望活動を行った。7月にはフィリピンに九経連初となる経済交流ミッションを派遣し、現地の政府機関である投資委員会との間で新たにMOUを締結したことを報告。さらに9月には台湾のMOU締結先である中華民国工商協進会主催のフォーラムに参加してプレゼンテーションを行ったことを説明した。 　下期計画としては、11月に「環黄海経済・技術交流会議」を中国で開催すること、さらに年明け3月にベトナムに経済交流ミッションを派遣することを紹介した。 　続いて九経連全体の海外関連事業として、少子高齢化・雇用委員会が本年7月にフィンランドとフランスに派遣した欧州調査団の視察報告を担当部署より行った。 　その後の意見交換では国際部のKPI（重要業績指標）の基準見直しに関して事務局より素案を提示し、委員の皆様よりご意見を賜った。 　当日は議事終了後、開設１周年を迎えた在福岡タイ王国総領事館の領事による特別講演会を開催し、講演終了後には領事らと名刺交換や歓談を行った。