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EU販路開拓セミナー in 九州

九州経済国際化推進機構は、福岡国税局・熊本国税局・九州経済産業局との共催のもと、日本産酒類のフランスでの普及に取り組むパリ市公認協会「Kura Master(クラ マスター)」のトップソムリエ等7名を招聘し、フランス市場における日本の酒類の変遷と消費の実態、さらには今後を展望するセミナーを、福岡市のタカクラホテル福岡で開催した。  セミナーの前半ではKura Master運営委員長を務める現地在住の日本人、宮川圭一郎氏による「フランスのアルコール市場における過去、未来、そして、今、私達は何をすれば良いのか?」と題した基調講演が行われた。後半にはKura Master審査委員長であるグザビエ・チュイザ氏をはじめとした来日メンバー5名が同時に登壇し、「Kura Masterの取組とソムリエが感じる日本の食と酒」をテーマに、メンバーそれぞれの視点から日本産酒類の魅力と今後に向けた課題等が語られた。  その後、Sakeについて熱く語るフランスのソムリエ達と会場の参加者との間で質疑応答が行われ、参加者にとっては、日・EU EPA発効を目前に控えるこの時期に、海外から高い評価を得ている九州産酒類をEU市場に広めるにはどうすればよいのか、販路開拓には何がポイントとなるのかなど、様々なことを考える良い機会となった。  また、セミナー終了後にはKura Masterとの交流会も開催した。そこでは、九州の各蔵元から持ち込まれた酒類のテイスティングが行われ、造り手自らの思いとはまた異なる、フランスのソムリエが感じ取った九州産酒類の新たな可能性等を話題に歓談が弾んだ。

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