委員会の開会にあたり、まず張本邦雄委員長（TOTO㈱会長）より挨拶があり、続いて議事として委員会の平成29年度事業実績と30年度事業計画（案）について事務局より説明を行った。 　まず29年度については、11月に日中韓関係者約300名が参加して「環黄海経済・技術交流会議」を3年に一度の幹事国として鹿児島市で開催したこと、30年2月にはミャンマーに経済交流ミッションを派遣し、現地で開催したビジネスマッチングの成果が徐々に出始めていること等を報告。また3月にはベトナムにヘルスケア・医療介護を切り口とした経済交流ミッションを派遣予定であることを説明した。 　また30年度は8月末頃に台湾に経済交流ミッションを派遣し、現地で投資セミナーを開催するとともに、九州と台湾の産業クラスター間のネットワーキング等を実施予定であること、さらに新たなMOU締結国としての可能性調査のため、フィリピンに事務局スタッフを派遣予定であること等を説明した。 　審議の結果、事業実績、事業計画案ともに委員会としての了承をいただいた。

続く特別講演会では、日米安全保障など日米関係や米外交政策等に詳しい時事通信外信部編集委員（前ワシントン特派員）の水本達也氏（＝写真＝）をお招きし、「米朝、対話か戦争か ―ニュースの読み方―」と題してご講演いただいた（ご講演内容の要旨を別途掲載）。