第11回福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会
2017年3月2日
九州の将来を展望した福岡空港のあり方や運営等について検討してきた「福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会」は、最終回を迎え、研究会の総括として、座長である慶應義塾大学商学部教授の加藤一誠氏より「福岡空港の現状と可能性」というテーマで講義が行われた。講演では、福岡空港の民間委託に至った経緯や近隣空港との連携、混雑空港指定などの福岡空港の特徴についての説明の後、過去の研究会で取り上げたテーマについて振り返るとともに、増加する国際線需要への対応や混雑空港指定による容量限界がある中での収入増加策などの課題について解説があった。最後に、福岡空港のコンセッションと他空港の差異等、福岡空港の民間委託に求められる視点について総括し、質疑応答の後に閉会した。
