第5回福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会
2016年9月23日
茨城大学工学部准教授の平田輝満氏並びに関西外国語大学外国語学部教授の引頭雄一氏をゲストに招き、第5回「福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会」を開催した。平田氏からは、「混雑空港の滑走路運用と容量」をテーマに、首都圏空港の容量拡大に向けた取組みと課題、離着陸の管制方法と滑走路容量との関係、更に海外空港の容量拡大策等を参考にしながら、滑走路増設事業が進行中の福岡空港の容量拡大について解説をいただいた。これに対し、引頭氏からは、滑走路容量に影響を及ぼす要因として、空域の容量確保と誘導路やエプロン数などの空港施設の容量確保が挙げられ、平田氏の解説に対するコメントと質疑応答を交えながら補足説明があった。更に福岡空港の喫緊の課題でもある空港の容量拡大という専門的、技術的な問題について、分かりやすく解説していただいた。
最後に、座長である慶應義塾大学教授の加藤一誠氏による総括により閉会した。
