交通委員会第1回企画部会
2016年9月15日
熊本地震における交通基盤の復旧をテーマに、企画部会を開催した。まず、九州旅客鉄道㈱鉄道事業本部安全創造部担当部長の大羽健司氏より、九州新幹線設備の被害状況と脱線車両の復旧活動、並びに16線区981ヵ所に被害が及んだ在来線のうち、特に被害が甚大であった豊肥線の被害状況について説明があった。次に、西日本高速道路㈱九州支社保全サービス事業部長の福永靖雄氏より、熊本県域及び大分県域の高速道路における主な被害状況とその復旧活動、並びに緊急車両通行対応や現地調査などの取組みについて説明があった。鉄道及び高速道路の重要性を再認識するとともに、余震が続く中、九州新幹線と高速道路の早期復旧につながった両者の取組みについて理解を深めた。その後、事務局より、平成28年度「九州・山口地域における交通基盤整備に関する要望」の説明及び今年度上期活動について報告し閉会した。
