第3回公共交通へのICT活用方策等検討WG
2016年2月2日
部谷由二企画部会長の挨拶の後、座長である熊本大学・溝上教授の進行の下、まず事務局より、地域公共交通の課題の抽出とICTを活用した解決策について検討を行った前回のワークショップの結果について報告した。次に、今後の都市交通を車と公共交通が適切に役割を分担するバランスのとれた交通体系に転換していくために、車の過度な利用から徒歩や公共交通で移動するライフスタイルへと誘導する手法として、車は自転車のシェアリングシステムについて意見交換を行った。最後に、公共交通へのICTの活用方策に関する報告書の方向性として、福岡市及び熊本市における地域公共交通の課題や活性化の取組み並びに行政の関与について整理するとともに、持続可能な地域公共交通システムの構築に向けた利便性や信頼性の向上策並びに多様な交通手段を組み合わせて移動するシステムへのICTの活用についてとりまとめることとし閉会した。
