一般社団法人九州経済連合会

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トップページの中の 九州航空宇宙開発推進協議会の中の小型電動航空機研究会

推進プロジェクト ― 小型電動航空機研究会 ―

1)2014年3月12日の幹事会まで行ったこと

報告した事項及びその場でお決めいただいた事項については下記の通り議事録から引用させていただきます。

 

2013年度は福岡(機体の概念設計)と東京(ビジネスプラン策定)での合計4回の検討会を開催し、検討を進めた。大きな出来事として、安川電機がモーターと制御装置を提供し、九州大学が小型飛行機、菱計装が電源制御システムを担当するプロジェクトが、「長崎県次世代環境エネルギー 技術誘致・連携推進事業」に採択され、大分県央飛行場で走行試験を3月中旬実施し、実現性を実証するための基礎データを取得した。

2014年度は、走行試験を踏まえた試験機開発へ向けたプロモーション活動に積極的に関わり、資金の調達等の実作業が円滑に進むよう支援を行うこととする。

(大分県)大分県央飛行場を2014年4月以降も引き続き使用するにあたって、九航協名義で使用であれば試験研究目的として、管理費用等が免除になる。

(八坂)試作する組織(会社または技術組合)の設置について、自治体の支援があると加速するかもしれない。情報が検討会の中で留まっているようなので、一般に披露する「成果報告会」をそろそろやるべき。走行試験後の段階で、試作機の話と大きな影響を与えるビジネスプランの策定をテーマにして、企業・自治体を対象に開催し、PRすべきではないか。この趣旨を本日欠席のリーダー麻生先生に八坂幹事長から伝えていただくこととする。

 

2)2014年3月12日の幹事会以降、これまで行ったこと

・2014年3月14日~23日にかけて大分県央飛行場にて試作した電動パワーユニットを搭載したセスナ機の地上走行実験を行い、今回試作した電動パワーユニットが所定の加速性を有することを確認した。

・長崎県次世代環境エネルギー技術誘致・連携推進事業「電動航空機用パワーシステムの実証プロジェクト」に関する実績報告書が菱計装(株)から長崎県に提出された。同プロジェクトに対する長崎県の御支援に感謝申し上げます。

・2014年5月15日に大分県央飛行場にて、試作した電動パワーユニットを搭載したセスナ機の地上走行実験を行う公開実験を実施し、距離267mを20秒間に加速を行い、この間で81.4km/hの速度増加を達成し、試作した電動パワーユニットが十分な能力を有していることを実証した。この公開実験には多くのマスコミが取材に来ていただき、本プロジェクトの意義を社会にアッピールするいい機会となった。なお、地上走行実験においては、大分県商工労働部工業振興課に御支援を賜った。感謝申し上げます。

 

3)これから予定していること

・北九州市で開催される西日本製造技術イノベーション2014(西日本総合機械展 改め:主催 (公財)西日本産業貿易コンベンション協会)において2014年6月19日(木)13:30~15:00に小型電動飛行機セミナーを開催する。趣旨は、以下の通り。『小型軽量で大出力電気モーターの出現と高性能バッテリーの登場で、いまや世界中で小型電動飛行機が開発されつつある。九州大学では小型電動飛行機によるエアタクシー構想を提言しその実現に向けて、(株)安川電機の協力を得て菱計装(株)とともに小型電動飛行機用パワーユニットの研究開発を行っている。セミナーではこれらの成果と今後の展望、そして今後目指すべきエアタクシー構想について説明する』。これによって小型電動飛行機に関心がある企業、自治体の関心を呼び起こし、自治体の支援及び九州域内の企業の参画を促していきたい。

・小型電動飛行機の要素研究への参画と自治体からの支援、技術組合の結成、国プロ等の経費支援を経て、試作機製作、飛行、量産機の生産へと進んでいきたいと考えている。

 具体的には、技術組合準備会の設置、モノづくり支援への応募(3次募集があれば)、自主研究(大学及び参画希望企業による)、経済産業省・九州経済産業局への国プロ等の働きかけ、などを進めていきたいと考えている。特に、初めは小型電動飛行機の基本設計を行って小型電動飛行機の成立性を検討していきたいが、ある程度の基本設計を行わないと重量等も算出できないのでその経費の捻出に苦労しているのが現状である。九航協の構成メンバーである自治体はじめ関係各位の益々の御支援・御示唆に期待する次第である。

 

以上

 

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