公益財団法人九州経済調査協会から「2023年度九州経済見通し」が公表されました
ので掲載いたします。要点は次の通りです。
①総括
23年度の実質GRPの実額は52.5兆円となる。これは新型コロナウィルス感染拡大前
で最も高かった18年度の52.7兆円を0.5%(約2,692億円)下回る水準である。
②民間消費
民間消費は前年度比+0.9%と予測する。前年度に引き続き、23年度においても物価
上昇から、民間消費は伸び悩むとみられる。
③民間企業設備投資
民間企業設備投資は、引き続き製造業による堅調な投資を背景に前年度比+2.2%の
上昇を予測する。
④生産・純移輸出
世界経済の縮小局面に伴う減速は避けられないものの、円安による輸出の押上効果が
期待され、純移輸出は寄与度+0.5%ptと回復傾向が続くと予測する。