2022年6月7日、「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」が閣議決定
されました。
骨太方針2022では、日本のマクロ経済運営について、2段階のアプローチを示しており
ます。
第1段階では、総合緊急対策により、国民生活や経済への更なる打撃を抑制し、
第2段階では、骨太方針2022や新しい資本主義に向けたグランドデザイン・実行計画
をスタートさせるための総合的な方策を早急に具体化し実行していきます。
新しい資本主義に向けては、既に発表されている4分野(人への投資と分配、科学技術・
イノベーションへの投資、スタートアップへの投資、グリーントランスフォーメーションと
デジタルトランスフォーメーションへの投資)において官民協力して重点的投資と改革を
行います。
これに基づき、スタートアップ(新規創業)への投資では、5年10倍増を視野にスタート
アップ育成5か年計画を本年末に策定する予定です。
また、グリーントランスフォーメーション(GX)への投資については、脱炭素に向けた
ロードマップを年内に取りまとめる予定です。