第4回「福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会」
2016年8月5日
平成31年度の福岡空港の民間委託実施に向けて国の検討が進められる中、第4回「福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会」を開催した。研究会の座長である慶應義塾大学商学部の加藤一誠教授の挨拶の後、㈱民間資金等活用事業推進機構執行役員投融資第一部長の田中実氏より、「福岡空港等コンセッションについて」をテーマに講演が行われた。講演では、福岡空港の事業性等の解説とあわせマーケットサウンディングに伴い公表された運営事業の基本スキーム(案)を取り上げ、環境対策事業等の福岡空港特有のスキーム及び運営権者による事業内容の提案が必須となっている「福岡県の空港の将来構想」の実現への協力に関する課題等について詳細な説明があった。また、マーケットサウンディングへ多くの意見が寄せられることを期待する国の要請を受け、会員へ率直な意見の応募が呼びかけられた。そして、研究会終了後、会員交流会を開催し、会員同士の意見交換が盛況に行われ閉会した。
