今月の月報

平成22年07月号(第588号)
巻頭言「自ら変革して、環境変化に対応すること」  九経連 理事 濱本 康男〔黒崎播磨㈱社長〕

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表紙写真

三重津海軍所跡〔佐賀県佐賀市〕
 三重津海軍所は、安政五年(1858)に佐賀藩によって設置された海軍伝習所で、西洋式蒸気船・帆船等の根拠地として蒸気船の修理・製造が行われて、慶応元年(1865)には国産初の実用蒸気船である凌風丸を完成させたと言われている。
三重津海軍所跡は、「三重津海軍所図」によれば、北から、役所・学校、舟入場、訓練、修理・造船という四つの機能のエリアから構成されており、これまでの発掘調査においても、その機能を示す様々な遺構が確認されている。
 特に修理・造船機能のエリアでは、複数の金属加工炉跡、金属加工時の排出物である大量の鉄・銅滓や銅製リベットや金属加工具片などが廃棄された大型土坑を確認しており、このことから鉄の鍛冶や銅の鋳物が盛んに行われ、船に関連する金具の修理や製作も行っていたことが明らかとなった。
 このような調査結果は、当時最新鋭であった蒸気船を運用した三重津海軍所が、江戸時代に培われた日本在来の技術で支えられていたことを示しており、明治以前、幕末期における日本の近代工業化への過程を知る上で非常に興味深い事実と言える。
 このほか、船渠(ドック)推定地では船渠跡の護岸と考えられる木組遺構が検出し、海軍所跡全域から「海」「船」「役」などの銘の入った海軍所用特注品と考えられる肥前磁器類も出土するなど、海軍所の特徴を色濃く示す遺構・遺物が得られている。

※ 三重津海軍所跡は、世界遺産登録を目指している「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産候補のひとつです。

問い合わせ先:佐賀市歴史まちづくり課 TEL:0952-40-7103

巻頭言

自ら変革して、環境変化に対応すること
           九経連理事 濵本 康男〔黒崎播磨㈱ 社長〕

九経連活動紹介

「低炭素・循環型社会への転換」など7つの中長期課題に取り組んでいく事業計画案を承認
  ~新副会長に石原進・JR九州会長、松尾靖彦・佐賀銀行頭取が就任~
                               第50回定時総会
平成22年度事業計画
低炭素社会・九州モデル、第3次九州観光戦略について検討
                         第15回九州地域戦略会議
委員会紹介4
        情報通信委員会

日誌

 道州制講演会〔8日土〕
 第3回低炭素社会・九州モデル検討委員会〔12日水〕
 第1回鹿児島地域委員会〔12日水〕
 平成22年度第1回農林水産委員会〔17日月〕
 福岡経済記者クラブとの懇談会〔18日火〕
 平成22年度第1回産業振興委員会企画部会〔19日水〕
 平成22年度第1回産学連携懇談会〔20日木〕
 ホワイトスペース利活用検討研究会キックオフ及び記念セミナー〔25日火〕
 第15回九州地域戦略会議〔26日水〕
 第119回理事会〔28日金〕
 第50回定時総会〔28日金〕

教えて!Q-shu博士 第4回

道州制(第3回)

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