今月の月報

平成29年04月号(第669号)
2017年度事業計画、九経連活動について意見交換

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表紙写真

アカマツ照明オブジェ「零れ日」(山口県)
 古くは東大寺再建のために使用されたことでも知られる山口県の木アカマツ。古来から、建築や陶芸、書道など、日本文化にはなくてはならない優れた素材です。
 そのアカマツを素材として、独自の轆轤(ろくろ)技術を用い、極限まで薄く削った「零(こぼ)れ日」は、内なる光を透過させて幻想的な空間をかもし出します。木は切られることで一度命を失いますが、さまざまな形で私たちの生活の中に溶け込み、新たな生を受け、その時間を刻みはじめます。穏やかに呼吸をしながら、しっかりと生きているのです。
 「零れ日」は、木が生きた“時間や歴史”を赤く透け出す木目(年輪)で視覚化した作品です。大自然が語りかける優しい灯りに人々は癒やされ、その心の中にともった灯りは、周りの人たちも照らします。作品には、平和に対する想いや願いが込められています。普段目にしている木とは全く異なる表情とともに、大自然から感じる優しさを感じていただけたらと思います。

【作家紹介】
木工作家 竹部徳真(たけべとくま)
1987年兵庫生まれ。山口市宮野の工房を拠点に、“世界に通用するmade in JAPAN”を目指し、国内外で活動中。第7回やまぐち新進アーティスト大賞 受賞。やまぐちブランド第77号登録。ミラノ国際博覧会milano expo2015出展。経産省The wonder 500認定。個展JCOLLABO内(NY Brooklyn)2015。Leepa Rattner Museum of Art 個展(Tampa FL)。Japanese Arts &Crafts EXHIBITION(Rovaniemi Finland)

巻頭言

熊本地震からの復興、そして明治150年に向けて

(一社)九州経済連合会 特別顧問 村岡 嗣政〔山口県知事〕

 昨年4月に発生した「熊本地震」から、間もなく1年が経とうとしています。
 御承知のとおり、この地震は、わずか2日という短い間に、震度7の激震が続けて起こるという、これまで我々が経験したことのないものでした。それ故、被害は甚大で、被災地には今なお大きな爪痕が残り、復旧・復興は、まだその途上にあります。山口県としても、熊本の早期の復旧・復興に向け、引き続き、積極的に支援を行ってまいります。
 こうした被災地支援の取組と並行して、本県では、支援業務の中で得た貴重な教訓を今後に活かしていくため、庁内にプロジェクトチームを設け、初動体制や事前に備えるべきソフト対策等についての検討を行い、昨年末、新たな防災対策を取りまとめました。現在、九州地方知事会においても、広域応援についての検証・評価が進められており、こうした取組とも連携しながら、今後起こり得る大規模自然災害への備えを強化していくこととしています。
 加えて、今回の災害で痛感したのが、信頼性の高い道路網構築の重要性です。熊本地震の際は、自衛隊等の多くの緊急車両が、本州から「関門橋」、「関門トンネル」を渡って被災地に駆けつけ、迅速な人命救助や災害応急対応、救急物資の搬送などが行われましたが、本県と九州とをつなぐ大動脈であるこの2つの道路は、いずれも開通後長年を経過しており、老朽化に伴う補修工事をはじめ、事故や異常気象等による通行規制が頻繁に行われています。
 このため、関門地域において、多重性・代替性を確保し、災害時等にも機能する信頼性の高い道路網を構築する観点から、さらに、地域間の連携や交流を促進する観点からも、私は、下関北九州道路の早期整備が是非とも必要と考えています。
その実現に向けては、今、国も前向きな検討を進めており、今後とも、九州地域の皆様と手を携えながら、精力的に取り組んでいきたいと考えています。
 また、来年は、明治改元から150年という記念すべき年を迎えます。これに先立ち、一昨年には、「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録され、その23の構成資産のうち、21の資産が所在している九州・山口地域は、まさに「明治」に最もゆかりの深い地域の一つと言えます。
 我が国が成し遂げた近代化の歴史に世界の注目が集まり、さらに、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される中で、私は、この「明治150年」が、九州・山口地域の更なる飛躍に向けた大きなチャンスになると考えています。
 山口県では、平成29年度から、明治150年プロジェクト「やまぐち未来維新」を展開し、広く全国に情報発信・PR等を行います。その一環として、今年9月から12月までの4か月間、JRグループ6社と連携し、「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」を実施するほか、来年度においても、全国都市緑化やまぐちフェア「山口ゆめ花博」を開催するなど、さまざまな記念事業に取り組む予定です。
 皆様には、この機会に是非、山口県へお越しいただきますとともに、皆様と連携して、「明治150年」を大いに盛り上げていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

九経連活動紹介

「九州・山口ベンチャーマーケット2017」開催報告(九州・山口ベンチャーマーケット実行委員会)

2017年度事業計画について意見交換(正副会長・委員長会議)

日本再興戦略と九経連活動について意見交換(諮問委員会)

大規模沖合養殖施設システム視察(農林水産委員会水産部会)

委員会紹介

観光委員会

活動日誌

 1日~2日 第2回地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議
 2日 行財政委員会 第2回企画部会・講演会
 2日 第5回IoTビジネス研究会
 3日 正副会長・委員長会議
 6日 農林水産委員会第2回林業部会
 7日 九州・山口ベンチャーマーケット
 8日~9日 九州航空宇宙開発推進協議会エアロスペース・ネットワーク視察事業
 10日 国際委員会グローバル人材部会
 10日 第10回福岡空港等の運営及び地方創生に関する研究会
 13日 サイバーセキュリティセミナー
 14日 農林水産委員会第3回企画部会
 15日 第1回九州・大学発ベンチャー振興会議
 16日 農林水産委員会第2回水産部会
 19日 九州・沖縄文化力推進会議 宮崎県文化プログラムキックオフイベント
 20日 諮問委員会
 20日 第2回観光委員会
 20日 海外進出企業向け 安全対策セミナー
 21日 第2回資源エネルギー・環境委員会
 22日 情報通信委員会第2回企画部会
 22日 第2回外国人材の活用検討チーム
 27日 先導的ICT人材育成事業 関係者会議
 27日 先導的ICT人材育成事業 第17回成果報告会
 27日 平成28年度エネルギー講演会
 28日 国際委員会
 28日 第15回外国人介護士受入れ検討WG

講演要旨

「空港整備をめぐる最近の動向」
      長谷川 武(国土交通省 航空局空港施設課長)

「林業の成長産業化実現への取組」
      池田 直弥(林野庁 九州森林管理局長)

九州観光推進機構ニュース

感動と物語の九州-歴史と文化を掘り下げる薀蓄の旅-

温もりの手漉き和紙を訪ねる~日本の文化を支えてきた職人の技~

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  • 株式会社ハノ商店

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