今月の月報

平成29年06月号(第671号)
「おもてなし規格認証2017」へ登録して国際スポーツ大会開催の契機を生かす

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表紙写真

三線(沖縄県)
「三線」(沖縄県)

 三線の起源は14世紀末ごろに中国福建省の人々により持ち込まれた三絃(サンスェン)という弦楽器で、15世紀頃には琉球独特の形態へと進化を遂げ、当時の王・尚真(ショウシン)により士族の教養の一つとして奨励されるようになった。
 以来、中国大陸から訪れる冊封使を歓待する式典の歌舞音曲に欠かせない中心的楽器となる。16世紀には日本にも伝わり、三味線の起源の一つであると言われている。

 琉球の人々にとって、当時非常に高価であった蛇皮張りの三線を持つことは富裕さの象徴であったため、床の間などに飾りその家の家宝として大事に扱われた。読売新聞社が昭和4年に行った日本名宝展覧会において、旧諸大名家から集められた刀や宝剣・鎧兜などの中において唯一、旧琉球王家から三線(楽器)が展示されたことは、琉球の独特な価値観を物語っている。

 三線は近代に入り、階級社会の終わりとともに庶民にも広く普及するようになり、現在三線が用いられる音楽には、琉球古典音楽、組踊、沖縄芝居、エイサー、沖縄各地の民謡・民俗芸能など多岐にわたり、近年には日本のポップスにも用いられ、独特で素朴な音色が多くの人々を魅了している。

《問い合わせ先》
沖縄県三線製作事業協同組合 TEL:098-884-8288

巻頭言

九州・山口と共にアジアゲートウェイを目指して

(一社)九州経済連合会 特別顧問
    翁長 雄志〔沖縄県知事〕

 九州・山口(以下「九州」とする)と沖縄は、気候・文化・人口構成・産業構造が大きく異なりますが、成長を続けるアジア市場を強く意識し、施策展開に取り組んでいることは同じであり、沖縄も九州と共にアジアゲートウェイを目指していきたいと考えています。
 沖縄県は、これまでの沖縄振興の成果及び発展可能性を生かすことにより、交流と共生を通じてアジア及び世界とつながり、日本が世界へ貢献する一翼を担い、発展していく素地を整えつつあります。
 県内の経済におきましては、観光関連指標が前年を上回るなど、景気は全体として拡大しております。平成28年度の入域観光客数は約876万人、うち外国人客が約212万人と4年連続で過去最高を更新したところであります。また、アジア各地との間の直行便数も平成28年度末には週184便と大幅に伸びており、那覇空港における国際貨物取扱量も国内第4位へ成長を遂げています。
 本県では、アジアの巨大なマーケットの中心に位置する地理的優位性を生かし、アジア経済と連動することで、アジアの活力を取り込み沖縄県の自立型経済を発展させていきたいと考え「沖縄県アジア経済戦略構想」(以下「戦略構想」とする)を策定しています。そのなかでは目指すべき沖縄の姿として「モノ・情報・サービスが集まる沖縄」「国内外から企業が集う沖縄」「国内外からひとが集う沖縄」を掲げています。
 その戦略構想においても重要な事業と位置づけている「沖縄大交易会」を今年も11月に開催します。今年で5回目になる「沖縄大交易会」は、沖縄の国際物流ハブ化を促進することにより、日本全国の特産品等の海外販路拡大に資することを目的とし開催している「食」をテーマとした国際食品商談会であります。日本全国の農林水産業者・食品加工業者(サプライヤー)と国内外の流通事業者(バイヤー)に、東アジアの中心という地理的優位性を生かした国際物流ハブ化の舞台である沖縄にご参集いただき、官民一体となって臨む質の高い国際食品商談会を提供することで、日本産農林水産物・食品の輸出促進に繋げていきたいと考えています。昨年度は、15の国と地域からバイヤー224社(海外128社 国内96社)と九州をはじめ全国41都道府県からサプライヤー261社の参加をいただき、二日間にわたる商談結果は25.6%の高い成約率を実現しました。現在、11月の開催に向けて、県内企業、行政、関係機関が一体となり準備を進めているところです。
 今年も九州の皆様のご参加をお待ち申し上げております。ぜひ沖縄の地で多くの商機をつかんでいただくとともに、九州と沖縄の連携によるアジア市場等への展開に向けた具体的な取組みに繋げていければと考えております。

九経連の動き

「これからの経済界の役割」「広域連携による地域再生の実現」をテーマとした意見交換
     経団連と九経連の懇談会(3月2日)における意見交換

九州経済国際化推進機構「マレーシア経済連携調査2017」実施報告
     マレーシア経済交流ミッション

国際スポーツ大会開催の契機を生かすために、「おもてなし規格認証2017」へのご登録を

魚食消費の増に向け、社員食堂で地産地消を
     農林水産委員会水産部会

委員会紹介

少子高齢化・雇用委員会

関連団体紹介

下関北九州道路建設促進協議会

活動日誌(4月)

 10日 第16回外国人介護士受入れ検討WG
 12日 東九州軸推進機構 平成29年度第1回実務者会議
 13日 第1回九州・大学発ベンチャー振興実践会議
 19日 第4回産地表示WG
 27日 各地域委員会事務局連絡会

お知らせ

春の叙勲・褒章受章者

講演要旨

「平成28年版情報通信白書-ネットワークとデータが創造する新たな価値-」
     納富 史仁(総務省 情報通信国際戦略局 情報通信経済室課長補佐)

「新サービスを支えるICT技術」
     高倉 健(日本電信電話㈱ サービスイノベーション総合研究所  企画部研究推進担当部長)

「社会的な課題を事業で解決し、地域で必要とされる企業へ」~時代と社会に必要とされて、勝ち残る~
     安成 信次(㈱安成工務店 代表取締役社長)

「IoT・AIを活用したIT農業の取り組み」
     休坂 健志(株式会社オプティム セールス&マーケティングユニット 執行役員)

経済データ

訪日外客数の動向(2016年1月~12月)

九州観光推進機構ニュース

平成29年第1回九州各県国内担当者会議(4/18:福岡市)

海外誘致実務担当者会議の開催(4/27:福岡市 九州運輸局会議室)

歴史と文化を掘り下げる薀蓄の旅⑮

豊後街道(肥後街道)を歩く~九州を横に結ぶ~

会員企業紹介

九州・山口地域動向

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日誌・スケジュール

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