北九州・下関両市間の円滑な交流が実現し、時間短縮やガソリン代などの経費 の節約は年間140億円に達します。また、CO2やNOxの排出量を削減し、環境面でも効果を発揮します。

 関門海峡間の交通量は、関門トンネル及び関門橋の供用を契機として、これまで順調に増加してきました。今後関門都市圏の発展に伴い、さらに増加していくと予想される関門海峡間の交通需要に対し、将来に亘って円滑な交流を確保するためには、既存の関門トンネル、関門橋に加え関門海峡道路の整備が不可欠です。関門海峡道路を含めた三つの路線の連携により、周辺道路を含めた一層円滑な交流が実現します。
 関門海峡間の交通の中で、増加の一途をたどる北九州市中心部と下関市中心部を往来する交通については、現在関門トンネルまたは関門橋へと大きく迂回する経路を余儀なくされ、大きなロスが生じています。関門海峡道路が整備されれば、北九州・下関市の中心部は直結されることとなり、その所要時間が(約60分から約24分へと)大きく減少し、多大な効果が発揮されます。
 このように、関門海峡間にスムーズな交通を実現させる関門海峡道路は、自動車を利用する際の時間短縮とガソリン等経費の節約をもたらし、その効果を貨幣換算すれば、同道路の供用を目指す2005年時点で年間約140億円に達すると推計されます。また、交通が効率化することにより、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)といった環境負荷ガスの排出を軽減させることにもつながります。

海峡間の増加交通に対応します

関門都市圏の交流を円滑化します

道路利用者に大きな便益をもたらします

投資額を上回る便益が発生します

環境面でも効果を発揮します